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2025/11/23

換気口 掃除のやり方と注意点|放置のリスクと掃除後のチェックポイントまで

あなたの家の「換気口」、気づかないうちにホコリだらけになっていませんか?

 

もしそのまま放っておくと、空気の流れが悪くなり、カビやダニが増えたり、イヤなニオイが広がったりします。さらに空気の入れ替えがうまくいかず、頭が重く感じることもあります。

 

でも安心してください。換気口の掃除はあまり難しくなく、誰でも簡単な手順でできるのです。

 

正しく掃除をすれば、家の空気がスッキリします。呼吸も軽くなり、家族みんなが気持ちよく過ごせるようになります。

 

実際に多くの家庭で「換気口を掃除しただけで部屋がすぐにさわやかになった」という声があがっています。専門業者でも推奨するほど、換気口の掃除はとても効果的なのです。

 

さあ、今日からあなたの家の空気も生まれ変わらせましょう。今からわかりやすいステップで、換気口掃除のすべてを解説します。

換気口とは?なぜ掃除が必要なのか

換気口は家の中の空気を入れ替えるためのとても大切な装置であり、定期的に掃除をしないと空気が汚れ、体に悪い影響が出てしまうため、必ずきれいにしておく必要があります。

 

なぜ換気口を掃除することがそんなに大事なのでしょうか?

その理由は、換気口が「外の新しい空気を取りこむ入口」になっているからです。家の中で料理をしたり、お風呂に入ったりすると湿気がこもります。また、ホコリや細かなゴミは、生活しているだけで少しずつ増えていきます。

 

本来なら、換気口を通じて新しい空気が入ってきて、部屋の空気が入れ替わります。ところが換気口にホコリがたまると、空気の流れが弱くなり、本当は外に出ていくはずの湿気やニオイが部屋の中に残ってしまいます。すると、カビが生えやすくなったり、鼻がムズムズしたり、ぜんそくのような症状が出ることもあります。

 

さらに外から入ってくる空気も換気口を通りますが、ここにホコリがビッシリついていると、汚れた空気が部屋に入りやすくなってしまいます。「吸い込む空気のフィルター」が汚れている状態と同じなのです。

 

例えば、台所の換気口にホコリがついていたとします。毎日の料理で油の小さな粒が壁や天井に飛び、それが換気口のフィルターにくっつきます。油がついたホコリはベタベタしていて、普通のホコリよりも取れにくくなります。すると、空気が通りにくくなって「料理のニオイがいつまでも残る」「湿気がたまって壁がベタつく」などの問題が起こります。

 

お風呂やトイレの換気口も同じです。湿気が多いところはカビが大好きなので、換気口の奥までカビが生えてしまうことがあります。この状態のまま放置すると、カビの胞子が部屋の空気に混ざり、家族の健康に悪影響を与えます。

 

そして換気口が詰まると、24時間換気システムがしっかり動かなくなります。本来なら常に新しい空気を取り込み、古い空気を排出するはずが、詰まりによって力が弱まり、まるで「呼吸が浅くなっている家」のような状態になります。

 

だからこそ換気口の掃除は家の健康と家族の健康を守るために絶対に必要なのです。ホコリやカビをためないことで、家の空気がきれいになり、暮らしの心地よさが全く違ってきます。

換気口を掃除しないと起こる問題

換気口を掃除しないまま放っておくと、家の空気がよどみ、カビ・ダニが増え、健康トラブルや家そのものの劣化につながる大きな問題が起こります。 さらに、換気設備の寿命が短くなり、電気代までムダに高くなることもあります。

 

なぜ換気口を掃除しないだけでこんなに多くの問題が起こるのでしょうか?

それは換気口が「家の呼吸口」だからです。人が息をできなくなると苦しくなるのと同じように、家も空気の入り口・出口が詰まると、うまく呼吸ができなくなります。

 

換気口には、外からのホコリ・花粉・虫・土ぼこり、そして家の中の湿気やニオイなどが毎日少しずつ入り込みます。本来ならフィルターが汚れをキャッチしてくれますが、汚れがたまると空気が通りづらくなり、「空気の流れが止まる」という状態が起こります。

 

空気が流れないと、室内の湿気やニオイが外へ出にくくなります。湿気が多い場所はカビが生えやすく、ニオイがこもると部屋全体がどんよりします。その結果、壁紙が黒ずんだり、家具の裏にカビが広がったり、ひどい時には家そのものが傷んでしまいます。

 

つまり、「換気口を掃除しない=家の空気の通り道をふさいでいる」状態なのです。

 

では実際に換気口を掃除しないとどうなるのか、もっと具体的に見てみましょう。

① カビが発生しやすくなる

汚れた換気口は湿気を外へ出せません。

お風呂のあとに換気しているつもりでも、換気口が詰まっていると湿気はそのまま残り、壁や天井に水滴が残り続けます。すると黒カビが広がり、放置すると天井の隙間にまで広がってしまいます。

カビの胞子は目に見えないほど小さいため、空気中をふわふわ漂います。それを吸い込み続けると、咳・鼻水・アレルギー症状が出ることもあります。

② ダニやホコリが増える

換気ができない家は湿度が上がります。

湿度が高い部屋は、ダニが一番好きな環境です。特に寝室や子ども部屋は要注意です。

また換気口のフィルターがホコリで詰まっていると、外からきれいな空気を取り入れることができず、家の中の空気が汚れたままになります。これは「汚れた空気の循環」をくり返すことになり、アレルギーを持っている家族にはとても悪い環境になります。

③ 部屋が臭くなる

料理のニオイ、タバコのニオイ、ペットのニオイ…

本来は換気によって外へ出ていくはずのこれらのニオイが、換気口が詰まっていると部屋に残り続けます。

特に油のニオイは残りやすく、キッチンの壁がベタベタする原因にもなります。

④ 電気代が上がる

換気口が詰まっていると、換気扇が頑張って空気を吸い出そうとします。

しかし空気の入口(換気口)がふさがれているため、同じ風量を出そうとしても「力だけ使って空気が動かない」状態に。

つまり換気効率が落ちているのに、電力だけムダに消費するという非常にもったいない状況になります。

24時間換気システムの場合は、常に電気を使っているので、このムダは年間で見ても大きなロスになります。

⑤ 換気設備の寿命が短くなる

換気口が詰まると換気扇がずっと強い力で働かないといけなくなり、モーター部分がどんどん疲れていきます。

その結果、

  • 換気扇から変な音が出る
  • 動きが弱くなる
  • 最悪の場合、故障する

というトラブルが起こります。

修理や交換には1万円〜数万円かかることが多いため、定期的に掃除しておく方が安くすむと考えれます。

⑥ 家そのものが劣化する

空気がこもった状態を放置すると、

  • 壁紙のはがれ
  • 窓の結露
  • カビのしみ
  • 木材の腐り

など、家の寿命を縮める深刻な問題が起きます。

特に集合住宅では風の流れが弱く、換気口の掃除を怠ると被害が出やすい傾向があります。

 

だからこそ換気口の掃除は「面倒だから後回しにするもの」ではなく、家と家族を守るためのとても大切な習慣です。わずか数分の手入れで、健康トラブルや家の劣化、ムダな電気代の増加を防ぐことができます。

 

換気口をきれいに保つことは、あなたの家の空気を守り、家族の快適な暮らしを守る第一歩なのです。

自分でできる換気口掃除のやり方

換気口の掃除は「難しそう」と思われがちですが、実は正しい手順を知れば誰でも安全にできる、簡単なお掃除作業です。専用の道具を買う必要もなく、家にあるものだけで十分きれいになります。しっかり掃除すれば空気の流れがよくなり、部屋がすぐにスッキリします。

 

なぜ、誰でも簡単にできるのでしょうか?

それは、換気口の構造がとてもシンプルだからです。多くの家庭にある換気口は、

  1. 外側のカバー(グリル)
  2. 内側のフィルター
  3. 壁の奥につながる通気口

という3つのパーツでできています。

実際に掃除するのは、ほとんどが「カバー」と「フィルター」だけ。奥のダクト部分は触る必要はありませんし、素人が触ると危ないため、手前だけをキレイにすれば十分毎日の空気が改善します。

 

換気口は、24時間換気システムの一部になっていることが多く、常に「空気の入り口」になっています。そのため、時間がたつとホコリがどうしてもつきます。放置すると詰まり、空気が流れなくなります。だからこそ、家にあるものでサッと掃除できるようにしておくことが大切なのです。

 

では実際に「自分でできる換気口掃除」の手順を、だれでもわかるように順番に説明していきます。

① 掃除に使う道具を集める

特別なものは何も必要ありません。家にある以下のものでOKです。

  • 掃除機(できれば細いノズルがあると便利)
  • 雑巾(乾いたもの・濡れたもの両方あると便利)
  • 中性洗剤(台所で使うものでOK)
  • 歯ブラシ(細かい部分用)
  • 新聞紙またはゴミ袋(床に敷くため)

準備はたったこれだけです。

② 換気口の電源を止める or 換気扇を止める

お風呂・トイレ・キッチンなど、換気扇が近くにある場合は、必ずスイッチを切るようにしてください。

理由は、動いている状態で掃除するとホコリが飛んでしまい、目に入る危険があるからです。

③ カバー(グリル)を外す

換気口のカバーは多くの場合、「手で引っ張る」「上下のツメを押す」「回す」などで簡単に取れます。

無理に力を入れると割れることがあるため、ゆっくり外してください。

もし外れにくいときは、

「換気口 カバー 外し方」+メーカー名

で検索すると写真付きで説明していることが多いです。

④ カバーについたホコリを掃除機で吸い取る

外したカバーの裏側には、ほとんどの場合ホコリがびっしりついています。

まず掃除機でホコリを吸い取り、細かい部分は歯ブラシで優しくこすります。

⑤ フィルターを取り出して洗う

フィルターは換気口の本体のすぐ裏にあります。

取り出したら、次のように洗います。

  1. ぬるま湯ですすぐ
  2. 汚れがひどい場合は中性洗剤をつけて軽くこする
  3. よく泡を流す
  4. しっかり乾かす(ここがとても大切!)

※ フィルターが濡れたまま取りつけると、カビが生える原因になるため完全に乾かしてください。

⑥ 壁側の換気口まわりを拭き取る

フィルターを外すと、壁の奥の通気部分が見えます。

奥のダクトには触れないようにして、入り口の部分だけを「乾いた雑巾 → 濡れ雑巾」の順で拭き取ります。

⑦ すべてを元に戻す

完全に乾いたフィルターとカバーを、外した時の逆の手順で取りつけます。

パチンとしっかりはめればOK。

⑧ 換気扇を動かして空気の流れを確認する

きちんと掃除できていれば、今までより「空気の流れが強くなった」ことが実感できます。

ティッシュ紙を近づけると、吸い込まれていくことでチェックできます。

 

このように、換気口の掃除はとてもシンプルで、誰でも安全に行えます。

たった10〜15分の作業で、空気の流れが改善し、家の中が一気にさわやかになります。

「空気がキレイになる=家族の健康が守られる」

そのため、換気口の掃除は日常の大切な習慣として、ぜひ取り入れてください。

換気口掃除の注意点とやってはいけないこと

換気口の掃除はだれでもできますが、やり方をまちがえると故障やケガにつながることもあるため、必ず守るべき注意点があります。 正しい方法で掃除をすれば家が長持ちし、空気もきれいに保てますが、禁止事項を知らないと逆に危険な状態を作ってしまうことがあります。だからこそ、掃除の前に「やってはいけないこと」を知っておくことがとても大切です。

 

なぜ注意点を守らないといけないのでしょうか?

その理由は、換気口はただの穴ではなく、家の内部とつながっている「空気の通り道」であり、パーツが細かく作られているからです。

換気口には

  •  フタ(カバー) 
  • フィルター
  • 内部の通気管(ダクト)

があり、このうち 一般の人が触ってよいのは手前の2つだけ です。

奥のダクト部分はとても繊細で、分解したり強く触ったりすると、換気システムが正常に動かなくなることがあります。また、水拭きしてよい部分・してはいけない部分があり、間違えるとカビが逆に増えたり、電気の部品を濡らしてしまったりする危険があります。

 

さらに最近の家では、換気口は24時間動き続ける「常時運転」のしくみに組み込まれていることが多いため、掃除方法を間違えると本来の換気機能が弱まってしまうのです。

 

では、実際に換気口掃除で「やってはいけないこと」や「必ず守るべき注意点」を、具体例といっしょに説明していきます。

① 換気扇が動いたまま掃除をしない

換気口の近くには換気扇があることが多いです。

換気扇が動いたまま掃除をすると、ホコリが舞い上がったり、指が吸い込まれたりする危険があります。

必ずスイッチを切ってから掃除を始めてください。

特にトイレや風呂の換気扇は、自動でONになっていることがあるので確認が必要です。

② 水で洗ってはいけないパーツを濡らさない

換気口の奥の通気部分(ダクト)には水を使ってはいけません。

なぜなら、奥には電気とつながる部品があるものもあり、水が入ると故障の原因になるからです。

水で洗ってよいのは「フィルター」と「カバー」のみ。

奥は「乾いた雑巾で軽くふく程度」にしてください。

③ フィルターが乾かないまま戻さない

意外と多いのが、濡れたフィルターをすぐ戻してしまうことです。

これをすると、カビがフィルターの中で増えてしまい、部屋中にカビの匂いが広がります。

対策:

  • しっかり乾くまで待つ
  • 早く乾かしたい時は、陰干し or 扇風機で

④ 無理に分解しない(プロの領域に手を出さない)

換気口の奥の部品は、とても複雑なつくりになっています。

無理に分解すると、

  • バネが外れる
  • パーツが破損する
  • 元に戻せなくなる
  • 換気能力が落ちる

などのトラブルが起こります。

特に「ダクト内部」「ファン部分」はプロの作業です。

自分でできるのはあくまで カバーとフィルターの掃除だけ と覚えておきましょう。 

⑤ 強い洗剤やアルコールを使わない

換気口の素材はプラスチックが多いため、強い洗剤を使うと変色したり、表面が溶けてしまうことがあります。

使ってよいのは、中性洗剤(食器用洗剤)だけ。

それ以外は必要ありませんし、むしろ壊してしまう原因になります。

⑥ 高い場所を掃除するときは足場を安定させる

天井近くにある換気口を掃除するとき、イスの上に立つことがあります。

でも、不安定なイスはとても危険です。

  • スツール
  • 踏み台
  • しっかりした脚立

など、安全なものを使いましょう。

掃除中に転ぶと大きなケガになりかねません。

⑦ 外壁の換気口は慎重に(虫がいることも!)

ベランダや外壁にある換気口は、虫が入り込んでいることがあります。

いきなり手を入れると驚いてしまったり、虫に触れてしまうことも。

外壁の換気口を掃除するときは、

  • 軍手
  • 掃除機

を使い、安全に進めましょう。

また、屋外換気口は落下の危険もあるため、手が届かない場所は無理せずプロに任せるのが安心です。

 

これらの注意点を守れば、換気口掃除は安全で簡単にできます。

「やってはいけないこと」を知っているだけで、故障やケガを防げるだけでなく、換気の力を最大限に保つことができます。

家を長持ちさせるためにも、家族の健康を守るためにも、正しい掃除方法と注意点をセットで覚えておきましょう。

掃除後にやっておくべき換気口のチェックポイント

換気口を掃除したあとは、必ずいくつかのチェックポイントを確認することが大切です。

ただきれいにしただけでは、不十分な場合があります。

理由は、換気口には「空気の流れを整える」という大切な役割があり、掃除後に正しく組み立てられているか、換気がしっかりできているかを確認しないと、本来の性能が出ないことがあるからです。

だからこそ、掃除後のチェックは “仕上げの一手” として必須なのです。

 

なぜチェックが必要なのか?

その理由は大きく3つあります。

① フィルターやカバーをつけ忘れると、ホコリや虫が入ってしまうため

掃除を行った際、乾かしたフィルターを戻すのを忘れたり、カバーのツメがしっかりハマっていないことがあります。

これを放置すると、外の汚れが直接家の中に入りやすくなり、換気の質が低下します。

② 換気能力が弱くなっていないか確認しないと健康に影響が出るため

換気口は家の空気を入れ替える大切な設備です。

もし組み立てが正しくできていなかったり、内部に残ったホコリが空気の流れをじゃますると、空気がよどみやすくなります。

すると湿気がたまりやすくなり、カビやダニが増える原因になります。

③ 誤った状態のまま使うと故障につながるため

カバーが半開きのまま、あるいはゆがんだ状態で使い続けると、換気システムに負担がかかります。

これにより、パーツの劣化が早くなったり、音が大きくなったりすることがあります。

 

つまり掃除後のチェックは、

「健康」+「快適性」+「設備の寿命」

これらすべてを守るために必要なのです。

 

ここからは、掃除後に必ず行うべきチェックポイントを、ひとつずつ丁寧に説明します。

① フィルターがしっかり乾いているか確認する

濡れたまま戻すと、湿気でカビが増えてしまいます。

フィルターは完全に乾いた状態になっているか、必ず触って確かめましょう。

ポイント:

  • 触って冷たさが残っていないか
  • しっとりしていないか
  • 厚めのフィルターは中心部まで乾いているか

乾いていないときは、無理に戻さず自然乾燥または扇風機で乾かすと確実です。

② フィルターの向きを確認する

換気口のフィルターには「表」「裏」があることがあります。

向きが逆だと、ホコリがうまく取れなかったり、空気の流れが悪くなります。

フィルターを取り外す前に写真をとるなどして、忘れないように画像として残しておくことをおすすめします。 

もし説明書がある場合は、必ず確認しましょう。

③ カバーのツメがカチッとはまっているか

カバーが半分開いている状態だと、換気効率が弱くなるだけでなく、音が鳴ったり落下したりする危険があります。

チェック方法はとても簡単です。

  • 軽く押してみてガタつかないか
  • 全体が平らに取り付けられているか

特に天井近くの換気口は、ツメがはまりにくい場合があるので要注意です。

④ 空気の流れを手で確認する

掃除が終わったら、換気口の前に手を近づけてみましょう。

空気がしっかり動いているか確認できます。

  • 吸い込み型 → 空気が吸い込まれる感覚がある
  • 吐き出し型 → 風が手にあたる

以前より弱く感じる場合は、

・フィルターがまだ湿っている

・カバーがまっすぐ閉まっていない

などが原因です。 

⑤ ホコリが残っていないか再確認する

カバーの裏やフィルター枠には、見落としたホコリが残っていることがあります。

掃除後にもう一度ライトで照らしてチェックするのがおすすめです。

⑥ 掃除前より音が大きくなっていないか

換気口は基本的に「静かに動く設備」です。

掃除後に音が大きく感じる場合、どこかが正しくセットされていない可能性があります。

例えば

  • カバーがゆがんでいる
  • フィルターが厚くて奥に当たっている

などが原因ですので、もう一度取り外して正しく付け直してみましょう。

⑦ 外壁側の換気口もあわせて確認する

室内側だけでなく、外壁の換気口の目詰まりもチェックするとより効果的です。

外側がホコリや虫の巣でふさがれていると、家の中の換気が弱くなります。

ただし、外壁の掃除が難しい高さの場合はムリに行わず、安全を優先しましょう。

 

掃除後のチェックをしっかり行うことで、換気口は本来の力を最大限に発揮し、家の空気がきれいに保たれます。

フィルターの向きや乾き具合、カバーの固定、空気の流れなど、どれも数十秒あればできる内容です。

ほんの少しの確認で「清潔」「健康」「省エネ」のすべてにつながるので、必ず実施するようにしましょう。

換気口掃除をより効果的にするコツとプロに依頼すべきケース

換気口の掃除は自分でできる部分も多いですが、正しいコツを知ることで効果が何倍にも高まり、空気の流れがグッとよくなる という特徴があります。

さらに、場合によっては「自分でやるよりプロに任せた方が安心で確実」なケースも存在します。

「どこまで自分でやるべき?」「どの状態ならプロに相談した方がいい?」

こうした疑問を解決しておくことで、家の空気を常に快適に保つことができます。

 

なぜコツやプロ依頼の基準を知ることが重要なのでしょうか?

その理由は大きく3つあります。 

① 捨ててよいホコリ・残すべき部品を見分ける知識が必要だから

換気口のパーツはシンプルに見えますが、素材や構造が微妙に異なります。

洗ってよい部分と洗ってはいけない部分が分かっていないと、掃除で逆に故障を招きます。

② 自分の掃除だけでは取りきれない汚れが必ず存在するから

表面のホコリやフィルター掃除は家庭でできますが、ダクトの奥や換気扇本体についた油汚れ・湿気汚れなどは、専門の器具がないと完全に取り除けません。

結果として、「掃除したのになんか空気が重い…」という状態になりがちです。

③ プロにしか触れない方がよい領域があるから

換気システムの内部はとても繊細で、少しのミスが換気不良の原因になります。

特に新しい住宅は24時間換気など複雑な仕組みがあるため、「触ってはいけない領域」が増えています。

 

つまり、自分でできること・できないことを理解し、必要に応じてプロの力を使うことで、家全体の空気質を保つことができる のです。

 

ここからは、換気口掃除をより効果的にするコツと、プロに依頼した方がいい明確な基準をわかりやすく説明します。

【自分でできる掃除を効果的にするコツ】

① 掃除する前に部屋の換気を止める(空気の流れを止める)

掃除中も換気が働いていると、ホコリが吸い込まれてしまい、綺麗にしているはずが逆に汚れを散らします。

掃除の前には必ず

  • 換気扇のスイッチを切る
  • 24時間換気なら、一時停止設定がないか確認

これだけで掃除の効率が大きく変わります。

② 掃除機のハンディモードを使う

フィルターについたホコリや、カバー裏の軽い汚れは掃除機で吸い取ることで作業時間が短くなります。

いきなり水洗いするより、

“乾いた状態で吸い取る → 残りを水洗いする”

この順番が最も効率的です。

③ ホコリが取れにくい場合は「中性洗剤の薄め液」

食器用洗剤を数滴だけ水に混ぜると、ホコリや油分がスッと落ちます。

強い洗剤はNGですが、中性洗剤なら素材を痛めません。

④ フィルターは月に1回の軽いケアで寿命が伸びる

「掃除するのは3ヶ月に1回」という家庭も多いですが、実はフィルターだけなら月1回すすぐだけでOKです。

これにより、空気の流れが良くなるだけでなく、フィルターの買い替え頻度も減ります。

⑤外壁側の換気口は「ブラシ+掃除機」が最強

虫の巣や砂ぼこりがたまりやすい外側は、ブラシで軽くこすって掃除機で吸うだけで十分キレイになります。

手を奥まで入れる必要はありません。

【プロに依頼すべきケース】

① 換気が弱く感じる(掃除しても改善しない)

家庭で手を入れられるのは「カバーとフィルター」だけです。

掃除後も風量が弱いままなら、ダクト内部でホコリやカビが詰まっている可能性があります。

② 黒カビのような斑点が奥まで見える

これは家庭用の掃除では除去できません。

放置するとカビが広がり、アレルギーの原因になります。

③ カバーをつけてもガタつきが取れない

内部のパーツがゆがんでいる場合があります。

無理に直そうとすると破損の危険があるため、ここもプロの範囲です。

④ 外壁側が高い位置にあり、落下の危険がある場合

脚立を使って不安定な姿勢での作業は非常に危険です。

プロは専用の器具を使い、安全に作業します。

⑤ 異音がする・においがする

内部にゴミが入り込んでいたり、ファンに油汚れがついているなど、専門的な処置が必要な状態です。

 

換気口掃除を「ただの掃除」で終わらせず、

・効率的に行うためのコツ

・プロが必要な境界ライン

を知っておくことが、家の空気を守るうえでとても大切です。

 

自分でできる掃除は無理なくこまめに。

難しい部分はプロに任せて、快適な空気を保ちましょう。

◆ あとがき

換気口の掃除は、一見すると「ちょっとホコリを取るだけ」の地味な作業に思えるかもしれません。

でも実際には、家の空気を守るための大事なメンテナンスであり、家族の健康にも深く関わるとても重要な習慣です。

 

掃除は一度きれいにしたら終わりではなく、次にホコリがたまりにくくするための工夫や、正しい頻度を知ることが、空気の質を保つ近道になります。

特に換気口は、毎日の努力がそのまま家の快適さにつながる場所です。

 

ほんの数分のケアが、

・カビの発生を防ぎ

・アレルギーのリスクを減らし

・住まいの寿命を長くしてくれます。

 

この記事が、あなたの「家を大切にする力」をもっと高めるきっかけになれば幸いです。

そして、「掃除しよう」と心のハードルを下げる一助になればうれしく思います。

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換気口掃除の最後に、ひとつだけ“お役立ちアイテム”をご紹介させてください。

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